肉はどうやって保存したら良いのでしょうか
一日から三日程度保存するなら、冷蔵したほうがおいしく食べられます。それ以上長く保存する場合は、やはり冷凍庫で保存してください。冷凍庫で冷凍するときには、切り身を何枚も重ねたり大きな塊のミンチだと中まで凍るのに二時間もかかってしまいます。出来るだけ一回に使う分量を小さなパックにして、冷凍用のビニール袋などで肉が乾かないようにします。早く凍るように、一つ一つのパックが重ならないように離して置いてください。
冷蔵とチルドルーム(氷温室)ではお肉の日持ちは違うのでしょうか
肉の凍る温度はマイナス一・七度です。冷蔵にしておく場合には、出来るだけこれに近い温度にしておくのが最も安全です。最近の冷蔵庫には「チルドルーム」とか「氷温室」が冷蔵室とは別に付いていますから、ここに入れてください。普通の冷蔵庫で三日持つのならチルドルームでは更に二日は大丈夫でしょう。でもなるべく早く食べることが安全です。
傷んだお肉の見分け方は
肉が傷んでいくと、色が徐々に悪くなっていきます。牛肉のブロックは「熟成」と言って、多少色が変わっても大丈夫でおいしく食べられます。豚肉・鶏肉は、何よりも鮮度が大切です。牛肉に比べ、保存期間が短く傷みやすいので新鮮な肉の色を覚えておくことが大切です。ハム・ソーセージには「賞味期限」が表示されていますので、これを基準にしてください。
食中毒にはどのように気を付ければいいですか
食中毒の防止には三つの原則があります。
1.持ち込まない
汚染されたものを持ち込まないようにとは言っても、汚染されているかどうか目で見ても分かりませんから、新鮮なものを信用のある店で買いましょう。
2.増やさない
冷蔵庫を上手に使って、細菌を増やさないようにしてください。細菌は一〇度を超えると急速に増殖し、五〇度近くまで増え続けます。台所や調理機器をいつも清潔にしておいてください。
3.細菌を殺す
消毒で細菌を殺します。調理では七五度で一分ほどで大丈夫です。
生肉に触れたまな板・包丁はどうすればいいのでしょうか
肉に触れたまな板・包丁は熱湯(八三度以上)か殺菌効果のある洗剤などで消毒してください。使用しないときは、乾燥した場所で保管してください。また、肉の調理前後には、手をよく洗ってください。
ハンバーグ、肉だんごなどのミンチの加熱調理の際の留意点はどんなものですか
食肉加工メーカーの製造、販売されているハンバーグ、肉だんごなどの加熱調理済みの食肉製品は、食肉衛生法に基づき、中心部まで六三度で三十分間加熱される方法、または同等の効果を挙げる方法により殺菌されますので、細菌は死滅しています。また家庭で作るハンバーグ、肉だんごの加熱方法は、肉から赤みが消える状態まで加熱すれば細菌は死滅します。この点に注意して調理することが大切です。厚みを薄くして火を通りやすくしたり、電子レンジなどで十分加熱し、内部まで火が通るようにしてください。また、加熱後はすぐに食べていただき、どうしても保存の必要がある場合には、冷蔵庫での保管が大切です。
ハム・ソーセージは安全でしょうか
食品衛生法に基づき、ハム・ソーセージの製造時には、六三度で三十分以上の加熱が義務付けられています。この過程で食中毒の原因である細菌は死滅します。また、製造後の流通過程においても低温流通が行われており、品質保存期間も十分に余裕を持って設定されています。これを「目安」に開封後は出来るだけ早く消費される方が安心です。
ステーキやローストビーフで中が半生なのは大丈夫でしょうか
ステーキやローストビーフなどの牛肉は中が半生の方がおいしいですが、牛肉のブロックや切り身などの中にはO157などの食中毒菌は入っていません。従って、表面を十分に加熱すれば安心して食べることが出来ます。
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